食品安全規格は、アフリカの起業家たちにとって販売チャネルの拡大のための一つのステップになります。先週、メロス小倉がケニアのホマベイの起業家たちを訪問し、創業したばかりのピーナッツバター加工会社の様子を見せてもらいました!

起業家たちは、いずれも、若くてやる気があり、地元に新しい雇用を生み出したり、農家への栽培支援なども含めて組織化したいという夢があります。今回実施するプレジェクトを通じて、食品衛生基準の基本を学ぶためのサポート体制を整え、若い企業の持続的な成長に係ることができれば嬉しく思います。

小倉が訪問しましたが、メロスにとって、先月は久しぶりの海外フィールド調査の機会となりました。ケニアには1週間の短期でしたが、カウンターパートの素晴らしいリーダーシップにより、首都のナイロビから、更に内陸部のビクトリア湖沿岸のキスムとホマベイまで足を延ばすことができました。

ホマベイには、ホマベイ・レッドという地元の人に好まれる油分が多く赤みが強いピーナッツがあります。こちらをピーナツバターに加工している地元の起業家たちを、地元の農業普及員と一緒に訪問しました。

いずれも、若くてやる気があり、地元に新しい雇用を生み出したり、農家への栽培支援なども含めて組織化したいという夢があって、こちらも励まされます。

今回は、食品安全認証の取得プロセスを、地元農業普及員と協力して支援できないか、という内容を話し合うために訪問しました。スーパーなどのチェーン店に卸すには最低限必要な認証になっており、チャネル拡大のためには避けられないステップになります。

認証の存在自体は良く知られていますが、認証取得に向けた分かりやすいガイドのようなものは、意外とまだ整備されていません。カウンターパートや、農業普及員、専門機関と協力しながら、今後に向けた準備を進めていきます。