メロスでは新たに上野加南子を夏のリサーチアシスタントとして迎えました!上野は、スコットランドにあるエディンバラ大学で環境学と社会学を専攻しており、9月から3年生です。

とても冒険家な彼女は、東京で育ちながらも、自らの意思で高校から単身でスイスへ留学し、現在もヨーロッパを拠点に世界を探検中です。

この夏、彼女は、フルタイムインターンとしてメロスチームのプロジェクトに参加します。既に、新しい循環型農業システムのアクアポニックスのリサーチや、タイの食用昆虫商品についてインタビューのサポートをしており、サステナブルパームオイルについて独自のリサーチプロジェクトも進めています。

彼女は、今夏メロスにジョインした理由について以下のようにコメントしています。「私は、大学で環境社会学を専攻していることもあり、環境問題、特に食に対してのサステナビリティ分野にとても興味があります。サステナビリティがどのようにして働く現場でアプローチされているか、実際に経験したかったので、食品・農業ビジネスを専門とするメロスは最適なのではと思いました。食品業界の様々なバリューチェーンに位置するグローバルなクライアントに対し、ナビゲーターとして意思決定に携わっているメロスにとても惹かれ、インターンを志望するに至りました。まだ大学卒業後のどのような職に就きたいか迷っており、コンサル業界の実際の活動を自分の目で見ることで、何か新たな発見を得られたらと思います。」

独自のリサーチプロジェクトでは、彼女はサステナブルパームオイル認証やその政策について掘り下げていく予定です。特に複雑なこの問題をリサーチするにあたって、日本やEUの専門家へのインタビューを通して、パームオイル問題に積極的に取り組んでいる企業とその政策を調べる方向です。「まだリサーチを始めたばかりですが、日本の食品業界において、企業がどのようにして持続可能なパーム油の調達方針を掲げているか、RSPO認証システムに重きを置いて調べていきたいと思っています。いかにパームオイルプランテーションが森林伐採・環境破壊に加担していて、世界的に懸念されている問題なのかを大学の勉強を通して知ったので、日本ではどのように認識され対策が組まれているのかを突き詰めたいです。企業が直面しているジレンマや、何をもって本当に“サステナブル/持続可能な”パームオイルと呼べるのか、自分なりに理解を深めたいと思っています。」

もちろん、彼女はメロスの一員として仕事に励みますが、遊ぶこと/息抜きすることも忘れません。「友達と三軒茶屋や学芸大学など今ホットな居酒屋巡りをすることがとっても楽しみです。東京の夏は蒸し暑くて、蚊も沢山いるのであまり好きではないですが、メロスで働ける事や、友達・家族たちと充実した時間を過ごせるのは楽しみです。特に楽しみにしているのは、運転する事。スコットランドではまだ運転する機会がないので、ペーパードライバーにならないためにもドライブには沢山いきたいです。また、家族皆ゴルフが趣味でラウンドに行く予定があるので、みんなに負けないよう練習にも行きたいと思います。」

「スコットランドにいる時は、日本食の中でもロールキャベツやひじきなど母の自家製料理が恋しくなります。基本的に食べることが大好きで、どんな料理でも好きですが、東京に帰っている時はやはり和食に勝るものはありません。特に、居酒屋で出てくるお刺身盛り合わせや、だし巻き卵などおつまみ系がとっても好きなので、9月の帰国まで食べ尽くすつもりです!」