大中は幼少期からオーストラリアと姫路を行き来していましたが、今年メルボルンのモナッシュ大学で生理学と環境科学の学位を取得して卒業後、東京でキャリアを築き始めています。

夏には、東京の渉外・政策コンサルティング会社でインターンシップを満了し、この秋からメロスにジョインしました。すでにアメリカのオーガニック認証取得のサポートや農林水産省の育成者権に関するプロジェクトに参加しているほか、ヨーロッパのクライアントのために都内の酒店を巡ってウィスキーやジンの市場調査も行っています。
大中の国際農業市場やフードシステムに対する好奇心にメンバーはとても好感を持っています。メロスに入社を希望した理由について、大中は次のように述べています。「初めてメロスのウェブサイトを見た際、プロジェクトが多岐にわたっていることにまず惹かれました。そして、問題解決のプロセスを科学的に考えるスキルと国際的な視野で物事を分析し理解する機会があるのではと思い、インターシップに応募しました。」
「私は大学在学中、生理学と環境科学を勉強する中で食や農業について触れ、食と健康の関係、土壌の健康や気候変動など農業分野が直面している問題に特に興味を持ちました。国際的なフードチェーンやエコシステムに関心が高まっている中、メロスでのインターンシップは、新しい知識だけではなくスキルも身につけられる貴重な経験だと確信しています。」
「仕事開始一週間目にはすでに食と農に関する分野がどれほど複雑であり、新しい変化や進化が起こっているかを知りました。これから、多様なトピックやテーマについてさらに学ぶことができると思うととても楽しみです。特に食と農、新しいアグリテックに関する政府の動向や政策について注視していきたいと思っています。」
メロスのプロジェクトに参加する傍ら、大中は独自のプロジェクトとして、日本のりんごのバリューチェーンについて深く堀り下げていく予定です。「私は子どものころからなぜ日本のりんごが(オーストラリアのりんごに比べて)かなり大きく、甘くて、真っ赤で、値段も高めなのか興味があり、このプロジェクトを通して、少しでも答えに近づければと思っています。そのため、りんごの生産から食卓にたどり着くまでを調査し、その過程で、いかに食品ロスを減らし、生産効率を上げることができるか、その可能性を探ります。」
今秋、大中は仕事の他にも多忙な計画を実行しようとしています。「読書や旅行Vlog鑑賞、そして、東京のカフェ巡りが大好きです。また、もっと日本を見て回るため、まずは今まで行くチャンスがなかった東北へ旅に出かけようと思っています。」
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