入住はアメリカのウェルズリー大学でコンピューターサイエンスを専攻しており、この1年間はマサチューセッツ工科大学(MIT)D-Labの学生研究員も務めていました。昨年はルーマニアにて、日本の開発コンサルティング会社パデコのインターンとしてインフラプロジェクトに携わった経験があります。 入住は東京生まれですが、高校時代からアメリカで勉強しています。

メロスは現在多忙を極めており、入住は即戦力としてプロジェクトをサポートしてくれています。彼女は世界的な企業がどのように再生農業(環境配慮型農業)に関わっているかの調査、また北海道大学などが科学技術振興機構(JST)と国際協力機構(JICA)の支援を得て取り組む、ベトナムのキャッサバと炭素市場に焦点を当てた新しいSATREPSプロジェクトのキックオフをサポートしています。

入住はリサーチ・アシスタントとしてメロスに参加することをとても楽しみにしていました。「メロスが食料・農業分野、特にアグリテック分野で世界的に貢献していること、そしてそのグローバルなチームに強く刺激を受けました。私は昨年から今年にかけて、マサチューセッツ工科大学(MIT)D-Labの学生研究員として、マダガスカルにおける水衛生の課題に取り組むための太陽光淡水化に関する研究を行いました。今年1月に3週間マダガスカルで実施したフィールドワークでは、世界の貧困、特に食糧不安の問題を目の当たりにし、世界の食糧不安を解決したいという思いを強くしました。また、グローバルなチームメイトと協力することも、さまざまな意見に触れる機会となり、刺激的な日々でした。この経験を通して、アグリテックの観点から食糧不安を解決する方法に興味を持ち始め、メロスのアグリテック分野への貢献、多様なチームと顧客層に強い魅力を感じました。」

入住は、メロスのプロジェクトに加え、独自のプロジェクトとして5G通信を日本の農村や農業地域に導入する「ローカル5G」イニシアチブについて研究しています。このプロジェクトでは、農村のインフラに対するさまざまな資金調達手法、5Gが農家にもたらすメリット、農家の需要レベル、5Gが可能にする可能性のある技術について調査する予定です。

「この夏は、研究スキルを向上させたいと思っています。デスクトップ・リサーチに加え、インタビューやフィールド・リサーチの能力を向上させたいです。メロスの経験豊富なチームメンバーから学び、スキル向上に向かって最大限努力したいと思います。」

メロスの他のメンバー同様、入住は新しい食べ物を発見することに情熱を持っています。「新しいレストランを開拓するのが大好きで、グーグルマップにはメロスの近所だけで20件ほどレストランが保存してあります。魚、特にサバが好きで、焼くのも煮込むのもお寿司にするのも大好物です。」