クライアントの課題

  • クライアントのミッションは、新しい技術とビジネスモデルを導入して東南アジアにおける事業を多様化することでした。クライアントは、可能性のある重点エリアとして、酪農と畜産向けの飼料に着目していました。
  • クライアントは、ベトナムとインドネシアの牛肉・酪農産業が現在抱えている飼料の問題に関する現場に根ざした深い洞察と、実験農場の開発と技術の試験を行う上で信頼できるパートナー候補に関する手がかりを得る必要がありました。

メロスのソリューション

  • 当社は、ベトナムとインドネシアの酪農と畜産業向けの飼料に関する詳細な現地調査を実施しました。
  • 大小の酪農場や畜牛場における飼養慣行、肥料の取り扱い、飼料および集中型飼料供給について調査しました。その過程で、農家、農業組合、飼料生産業者/配給業者、大規模酪農場/畜産場、ならびに政府機関や大学からヒアリングを行いました。
  • 牛乳と牛肉に関して、農場から小売りまでの現行のバリューチェーンと価格構成を詳細に調べました。
  • これらを踏まえ、新たなビジネスモデルや技術導入のチャンスとなり得る飼料供給の核心的な課題を特定しました。

インパクト

  • 当社は、公的/民間機関との提携に関するさまざまなオプションをはじめとして、可能性のあるビジネス・パートナーシップ・モデルを提案しました。
  • クライアントは、プロジェクトの次の段階について協議を始めるために、当社が特定したパートナー候補との話し合いに着手しました。クライアントは、インドネシアについては、官民パートナーシップを優先することを決定しました。