CLIENT’S CHALLENGE  

  • 日本政府が所有する日本の農学研究機関であるクライアントは、10年前からメコンデルタにおける稲作の温室効果ガス排出量を削減するための研究を継続しており、稲作に間断灌漑(Alternate Wetting and Drying – AWD)技術を導入した場合のメタン排出効果の測定などを行ってきました。
  • 次期研究プロジェクトでは、IoTデバイスを導入し、そこから得られるデータをもとに炭素クレジット取引を導入することで、農家へのメリットを高める実証研究を計画していました。
  • 研究プロジェクトの次のフェーズに向けて、クライアントは、ベトナムにおける実現可能性と実証研究に協力が可能な組織を理解する必要がありました。

OUR SOLUTION

  • 弊社は、業界の利害関係を把握し、炭素クレジット取引に関心を持つ可能性のあるベトナムの主要な米生産者/生産者の協同組合、精米業者、大学、機関、政府機関、NGO、マイクロファイナンス機関、その他の金融機関、その他の稲作関連組織を特定し、評価するための支援を行いました。

IMPACT

  • 本プロジェクトを通じ、ベトナムの稲作を取り巻く様々なステークホルダーを明らかにし、潜在的に連携可能な組織の選定・アセスメントを行い、クライアントの今後のステップを支援しました。クライアントは来年度から次のフェーズに着手する計画です。