食と農林水産業の学びと対話のコミュニティを形成されている「霞ヶ関ばたけ」さんにて、第206回「シン・タンパク質~日本フードテックの現在と未来」をテーマに話をさせていただきました!
今回は、「シン・タンパク質」をテーマに、世界の食糧需給とタンパク質危機の背景からはじまり、細胞培養、精密発酵、バイオマス発酵、ガス発酵(二酸化炭素と水素を活用)の世界を紹介させて頂きました。
参加者間の議論の時間がしっかり設けてある企画なのが、素晴らしかったです!消費者にどう受け入れられるのか、というのが、もちろんこの分野超重要なテーマです。食べてみたいのか、なんとなく嫌だな、という気分になるのか。その点、各テーブルでかなり意見を掘り下げて議論していただきました。
加えて、参加者からは「自給率の向上に役立つのか」という質問が多かった点が興味深かったです。もちろん、細胞や微生物の培養には、栄養分の供給やエネルギーが必要なので、今のところ大規模に展開するフェーズでは海外生産が有利と考えられます。
が、もちろんここまで膨張した人口と豊かな食生活を、国内農地だけで賄うことはできない現状を踏まえると、シン・タンパク質含め、どうやって海外と持続可能な連携を築くのか、というのは引き続き重要テーマだなと認識しました!





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