夏季リサーチアシスタントとして山田佳奈が新たにメロスのメンバーとして加わりました。山田は東京出身で、現在米・マサチューセッツ州のウェルズリー大学で政治学を専攻しています。

メロスのチームに参加した理由について、山田は以下のようにコメントしています。「世界で持続可能なサプライチェーンを築くというメロスのミッションに強く惹かれました。高校時代に参加した模擬国連活動で、国際連合食糧農業機関(FAO)を舞台として食糧安全保障を議題に会議を主催しました。その準備過程で、人間にとって最も重要な食糧が、いかに人間自身の活動による気候変動の影響で脅かされているかを知りました。さらに、遺伝子組み換え食品について熱く議論されていることも学びました。この経験を通して、私たちの生活に欠かせない食糧安全保障の問題について非常に興味を持ち始めました。メロスは、代替タンパク質を含む様々な革新的な食品の市場拡大支援等にも携わっており、夏季リサーチアシスタントとして、自分の興味分野を掘り下げていきたいと思いました。」

「メロスに加わる前は、コンサルティング会社については非常に漠然としたイメージしかなく、実際にどのような仕事に取り組むのか知りたいと思っていました。学校で習ってきたリサーチ方法や知識を活用し、「実社会」におけるメロスの仕事に取り組んでまいります。」

リサーチアシスタントとして活動する数ヶ月は、政府機関や企業と関わるプロジェクトに参加します。その他にも、農業分野における技能実習生についてのリサーチも行います。ベトナムの農業・食品分野における日本企業の参入機会を調査するJICA事業の一環としてメロスが行った2019年の調査から、ここ2年間でどのような変化が起きたか調べていく予定です。

「この機会を通して、技能実習制度についての自分自身の知識、考えを深め、最終的にはこの制度に対する自分なりの答えを出せればと思います。」

ピアノと犬が大好きな山田は、メロスのメンバーが勧めるどんな食べ物でも挑戦してしまう冒険家でもあります。