引き続き拡大を続ける農地投資 – Global AgInvesting Asia 報告

2018年10月2日、3日とGlobal AgInvesting Asia 2018が東京アメリカンクラブで開催された。シンガポールから東京に開催拠点を移して3回目の開催だった。日本の機関投資家に対し、海外の農業投資の実態について紹介し、魅力を知ってもらうというような内容である。不動産投資としての農地投資から、農産物流通・食品産業への投資、アグリテック投資や農業保険など、幅広い内容で興味深かった。ただ、若干微に入りすぎたきらいもあったため、以下、イベントでの報告内容に、弊社Meros Consulting/(株)メロスの近況に対する知見を併せ、農業投資の動向についてとりまとめてきたい。まずは農地投資から。

ミツバチとワインと米:注目される日本のアグリテックスタートアップ3社

昨年東京で開催されたアグサム/アグリテック・サミット(日本経済新聞社主催)には、世界中からアグリテックとフードテクノロジーの新興企業が集まりました。しかし、開催国である日本のスタートアップ企業は、サミットのハイライトの一つであったにも関わらず、英語の情報が少なかったため、やや注目を集め損ねたと言えるかもしれません。

日本からの展望:アグリテック投資はどこへ向かうのか?

昨年5月23日から25日にかけて東京で開催された日本経済新聞社主催のアグサム/アグリテック・サミットでは、海外のスタートアップ、アグリテックコンサルティング企業、投資家と日本の食品・農業企業、IT企業、銀行、政府関係者などが一同に会しました。